2022.02.02

クレイキングとダークヒーロー

皆様は昨日の全豪オープンテニス決勝を見られましたでしょうか?
今大会の男子決勝シングルス、ナダルとメドベージェフが歴史に刻まれる熱戦を繰り広げました。
全仏オープンで13度のタイトルを持つナダルがもし勝てばグランドスラム21勝となり、歴代最多のグランドスラム勝利数となります。
そしてナダルに挑むメドベージェフ。彼は昨年の全米オープンで、ジョコビッチの年間グランドスラムを阻み、レジェンド達にとってストッパー的なキャラとなっています。
ふてぶてしい態度で感情を露わにし、コースを読ませない強烈なストローク。
若きこの選手は今までにいないタイプで、ダークヒーローの役回りです。(筆者は好きな選手で、応援しています)

試合は始まってから2セットをメドベージェフが先取。誰もがメドベージェフの圧勝を確信。
全盛期のナダルを知っている私はショックと寂しさがありました。
ナダルの盤石な深いストロークと、コートを縦横無人に走り回る体力に明らかに陰りが見えていたからです。
ボールが浅く、昔は届いていたボールに追いつけないシーンも多く見られました。
ナダルが登場した時、当時活躍をしていたスター選手を次々に倒していった。。。今大会もそんな世代交代を予期させました。

私が部活時代のスターがまさにナダル。学生選手の多くがナダルの強烈なスピンを求めて、バボラ社の黄色いラケットに切り替えていました。

ただ、グランドスラム20勝のナダルがここから本領発揮しました。会場の応援の後押しもあったと思われますが、3セット目から一気に攻めのプレーに転じます。
ナダルらしい回り込みフォアが炸裂。回り込める球は全て回り込み、スピンの効いた球でメドベージェフを追い込みます。回り込みが増えるとナダル自身の体力を削る事にもなりますが、迷いは無し。
そして、元々はクロス主体のバックハンドから繰り出されるダウンザライン。メドベージェフの読みを外し、ノータッチエースで翻弄します。
極め付けはフォアで走らされた時のパッシングショット。クレイコートでのナダルのフットワークを彷彿とさせる動きでリーチの長いメドベージェフのネットプレーをパスで無力化しました。

5時間20分後、ナダルが勝利しました。歴代最多のグランドスラム21勝を手にしました。

35歳のナダルがまだまだ伸び代を感じさせ、試合中に進化をしていく姿に私は色々な刺激を受けました。
ナダルのように粘り強く、諦めず、ポジティブに仕事に取り組んで行きたく思います。そしてメドベージェフのように何事にも堂々と立ち向かっていきたく思います。

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2022.01.20

大掃除

20220120HDDの整理をしました。
空き容量が残り100GBに迫っていて仕事にも支障が出始めていました。
そのうちにと思って2年ばかり手をつけていませんでしたが改めて検証してみると、必要のない、そして重いデータが深い階層に埋もれていました。
おかげで250GB程度復活。
これで暫くは安心ですが都度都度の整理の必要さを痛感しました。
年末に身の回りの大掃除はしましたが、遅らばせながらこれでPCの大掃除も終了です。

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2021.11.08

2021アジアパシフィックアマチュアゴルフ選手権

世界アマチュアランキング1位として、ドバイで行われたアジアパシフィックアマチュアゴルフ選手権に臨んだ中島啓太選手。
優勝者はマスターズ、全英オープンへの出場権が与えられる大会であり、過去には松山英樹選手がアマチュア時代に優勝し、翌年のマスターズに出場してローアマを獲り、10年後の今年ついにマスターズ優勝を成し遂げたということでも特に日本のアマチュアゴルファーにとっては格別な大会です。

結果はプレーオフの末、中島選手が見事優勝!!
その他日本人選手も軒並み上位フィニッシュで、本当に見応えのある大会でした!
プレーオフというプレッシャーのかかる展開の中、きっちりと勝ち切るあたり、中島選手の実力が本物であることを証明されたように感じました。

優勝後、涙を見せた中島選手ですが、負けて悔し泣きすることも含めてどうやらかなり涙もろいそうで。。。
心が揺れない、一喜一憂しないことが良しとされるゴルフにおいて、それだけ感受性豊かな選手が結果を出すためには、心をコントロールする力が相当高くないといけないのでは?
そう気になって調べてみると、ポーカーフェイスはキム・ヒョンテ選手を参考に高校生のうちから意識し、サングラスもキム・ヒョンテ選手の真似、その他歩き方一つにしても様々な選手を参考にし、地道に努力して身に着けたものだそうです。

21歳にして、そこまで考えて日々を過ごしているのかと思うと、私が昨日一日何をしていたのか恥ずかしくてとても言えません(笑)
メジャーリーグで活躍中の大谷選手も高校時代から、将来のために目標達成シート(マンダラチャート)を作成し、技術だけでなく私生活の面まで徹底的に注意して過ごしていたなど、近年世界トップレベルで活躍されている日本人スポーツ選手の活躍を見ていると、根性論だけではない精神面での鍛錬、トレーニングが必須なんだなと考えさせられます。

今どきの若者は、、、なんて言葉がありますがゴルフだけに限らずスポーツ界を見る限り、真摯に、真面目に、一生懸命努力し続ける尊い姿と、間違いなく世界のトップレベルに肉薄し続けている姿があります。
そのような姿をよりたくさんの方にお届けできるよう、我々もさらに気を引き締めて頑張っていこうと思います!

そして!!
来年のマスターズは、ディフェンディングチャンピオンとして出場する松山選手とともに、中島選手が世界のトップレベルの選手たちの中、オーガスタナショナルという地でどのような姿を見せてくれるのか、今から待ち遠しくてたまりません。
中島啓太選手、本当におめでとうございました!!

20211106-OHT1I51331-L

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