進化する東南アジアのOOH
屋外看板や街頭ビジョン、駅・電車・バス停の広告など、私たちも日々取り扱うOOH(Out of Home広告)。
日本でも都市部を中心に、視界に飛び込んでくるOOHの存在感は年々増しています。
では、世界のOOH事情はどうなのでしょうか?
例えばヨーロッパでは、街の景観を最優先する文化のもと、デジタルサイネージに厳しい規制がある地域もあります。
色彩や表示方法にまで細かなルールがあることも珍しくありません。
一方で、マレーシアやシンガポール、タイといった東南アジアの国々では、OOHがよりダイナミックで先進的な進化を遂げています。
例えばこちらの写真では、電車のホームドアに設置されたデジタルサイネージが、ホームに到着するラッピング電車の内容と完全に連動し、広告が切り替わるという驚きの仕掛けが。
そのデザイン性と演出力は、思わず目を奪われるほど。まさに「かっこいい」OOHです。
もちろん、国ごとに広告表現の自由度には差がありますが、それでもここまで鮮やかでインパクトのある展開が可能であれば、広告効果は非常に高いと感じます。
変わりゆく都市の風景とともに、各国のカルチャーが映し出されるOOHは、見ていてワクワクしますね。
そしてもう一つ。以前見かけたユニークなOOHのアイデアをご紹介します。
真夏のある日、どこかの国の街角に設置された、すりガラス付きの看板。そこにはマックフルーリーのカップが一つ入っており、
「今日の最高気温を超えたら、このガラスが開きます」という仕掛けが。実際にその気温を突破した瞬間、ガラスが開き、手にした人には無料引換券として使えるという仕組みでした。
こうした遊び心と体験を融合させたOOH、日本でもぜひ増えてほしいですね!
さて、これから夏本番に向けて暑さも本格化していきます。
皆様もどうぞ熱中症など、体調に気をつけてお過ごしください。
BリーグとEASL
5/27(火)に横浜アリーナにてBリーグの年間王者を決める
「りそなグループ B.LEAGUE FINALS 2024-25」が行われました。
NHK-BSで放送があったので、私はテレビで観戦しました。(会社で!)
ここで勝った方が年間王者ということで、テレビからでもわかるくらいの盛り上がり。
結果は73-71の接戦の末、宇都宮ブレックスの勝利。
最後の最後までどちらが勝つか分からないドキドキする展開でした!
ちなみに、Bリーグファイナルに進出した2クラブに出場権が与えられる大会
東アジアスーパーリーグ(East Asia Super League「EASL」)をご存じでしょうか。
10月から翌年3月にかけて行われる、東アジアバスケットボールの
No.1を決めるチャンピオンズリーグです。
2024-25シーズンは日本、韓国、台湾、フィリピン、香港、マカオの
バスケットボールリーグのトップチームが参加。
日本からは琉球ゴールデンキングスと広島ドラゴンフライズが参戦し、
広島ドラゴンフライズが初制覇を果たしました!
2025-26シーズンから天皇杯の優勝クラブにも出場権が与えられることが発表され、
日本からは宇都宮ブレックス・琉球ゴールデンキングス、
アルバルク東京の3クラブが出場となります。
※天皇杯優勝の琉球ゴールデンキングスがBリーグファイナルに進出したことにより、
天皇杯の準優勝チームであるアルバルク東京が
Bリーグ代表3枠目としてEASLへの出場が決まりました。
2023-24シーズンも千葉ジェッツが優勝しており、日本勢の3連覇が期待できます。
日本ではU-NEXTで昨シーズンの見逃し配信もされています。
10月からの2025-26シーズン、ぜひご覧ください!
https://www.easl.basketball/ja
ジャズの成り立ちを知る
突然ですが、皆さまブルーノート東京というジャズクラブに行かれたことはありますでしょうか。
アメリカ・ニューヨークに本店を持つジャズクラブとして、
1988年から東京・南青山にオープン、
以来、多くの方々に音楽を通じて親しまれてきました。
日本において本場のジャズを聴きたいとなれば、
まずはブルーノートが思い浮かぶというような方も多いかと思います。
先日、子どもの日にそのブルーノート東京へ行ってきました。
その日は世界的なアシッドジャズ・ソウル・ファンクバンドであるIncognitoのリーダー、
ブルーイ率いるCITRUS SUNの公演日で、多くの方が世界最高峰のグルーヴを聴くため訪れていました。
当日はJazz for Childrenと称して子どもたちに音楽の成り立ちを説明しながら、
音楽に親しんでもらうといった内容になっており、
子どもにとってはもちろん、大人にとっても勉強になる、贅沢な内容になっていました。
ステージ前に集まった子どもたちがそれぞれ好きな動物、乗り物、食べ物などを言い合い、
アーティストがそれをきいて、イメージできる音を即興で奏で、
そこからセッションが始まっていく形で、
音楽の持つ魅力を理解しているブルーイたちだからこそ出来る唯一無二のステージでした。
将来を担う子どもたちには、既存の枠にとらわれない新しい発想で、
世の中の芸術・スポーツなど様々なコンテンツに触れ、感性を研ぎ澄まして欲しいと思います。