2017.06.15

上海/北京事情

昨年末から爆発的な勢いで普及しているシェアサイクル。上海だけで50万台を超えているとか。

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スマホで最寄りの自転車(GPS搭載)を検索してQRコードで開錠。ofoやMobike等多くの企業が参画して、街は黄・赤・オレンジ・緑・ブルー・水色等、カラフルでスタイリッシュな自転車で溢れています。まずは、スマホ上で300元相当の保証金と身分証明証をスキャンして申請。30分1元程度です。GPS搭載ですので、個人情報丸見えですが・・。
また、どこでも乗捨て可能ですので、バス発着場の妨害等、トラックで大量の自転車を移動させている姿も見かけます。「進みながら考える」中国的発展です。

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昼になると、今度は、フードデリバリーのバイクが往き来します。黄、赤、ブルー等、こちらはネット大手の会社(百度、テンセント、アリババ)が幅を利かせています。

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スマホ上に店舗を紹介、注文を受けた店は調理をするだけ、ネット会社の配達員が店から弁当を受け取り、自宅/会社等に配達する仕組み。店舗情報は、料理等のメニュー、料金は勿論、配達に要する時間、配達料金の有無、今までの配達実績数、店の評判等、中々親切です。(以下はお店でのショーウィンドウ)

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中国は、ネットユーザーの約95%がスマホを使用。電車内での動画視聴から、ゲーム、そして上記サービス等、決済まで含め、何でもスマホです。

先日、タクシーで空港まで向かう途上で、他人が同乗。結果、料金が2分され、これも合理的な発想を持つシェアー文化発展の一つの様です。

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