ゴルフの歴史
いよいよマスターズ開幕まで、あと1ヶ月となりました!
弊社では1976年の創業以来、ゴルフ4大メジャーの1つである「マスターズ」の放送に携わっていますが、
ふと「ゴルフって、そもそもどうやって始まったんだろう?」と気になり、調べてみました。
【ゴルフの起源は?3つの有力説】
調べてみると、ゴルフの起源ははっきりとは分かっていないようですが、以下の3つの説が有力とされています。
■スコットランド説(14世紀)
スコットランドの羊飼いたちが、羊を追うための棒を使い、
石をウサギの巣穴に入れて遊んでいたものが、やがて「ゴルフ」に発展したという説。
■オランダ説(14世紀)
オランダで「Kolven(コルベン)」という、羽毛を詰めたボールを
真鍮製の長い棒で打つ遊びがあり、それがスコットランドに伝わりゴルフになったとする説。
■フランス説(12世紀)
フランスで流行していた「クロス」というゲームが起源とする説。
これは、先の曲がった棒でボールを打ち、少ない打数で穴に入れた人が勝ちという、
ゴルフに似たルールだったそうです。
【世界最古のゴルフ場と日本最古のゴルフ場】
世界最古のゴルフ場は「セントアンドリュース」とされており、
18ホール制やストロークプレーの確立も、このコースから始まったといわれています。
一方、日本で最初に誕生したゴルフ場は「神戸ゴルフ倶楽部」です。
イギリスから神戸に渡ったアーサー・ヘスケス・グルームが仲間とともに、
完全に人力でホールを造り、1901年に最初の4ホールが完成。
その後、来場者の増加に伴い5ホールを増設し、9ホール完成のめどが立った
1903年に正式に「神戸ゴルフ倶楽部」が創立されました。
現在も日本最古のゴルフ場として運営されており、
バックティからでも4049ヤード(Par61)とコンパクトなコース、
そして使用クラブは10本までに制限されるという特殊なルールがあるそうです。
メンバーコースなのでプレーするのは難しいかもしれませんが、
もし機会があれば一度回っみたいですね!
【JLPGAツアーも開幕!】
今週からはいよいよJLPGAツアーもスタート!
これからの熱戦にも注目していきたいと思います!
TGLを観戦してきました!
ゴルフ業界で話題のTGLを観にフロリダに行ってきました。
TGLとはTommorow’s Golf Leagueの意味を持ち、プロゴルフの可能性を広げる画期的な試みで、
タイガー・ウッズとロリー・マキロイが設立した企業が企画運営しています。
フロリダのWest Palm BeachにTGLの為だけに建造された全天候型特別施設「SoFiセンター」があります。
その中には映画館よりも大きいスクリーンが設置され、選手はそのスクリーンに向かってドライバーショットやアイアンショットを打っていきます。
打たれたボールは最新鋭の弾道測定器FULL SWINGにより正確に検知され、画面上の飛球に反映されます。
シミュレーションゴルフが再現性を苦手とする、ホールから50ヤード以内のショートゲームにおいては、800もの可変ポイントを搭載した変幻自在の人工グリーンが設置されており、その上でリアルにホールアウトするまでプレーを行います。
出場する選手は、世界のワールドランクトップ選手達で24名おり、6つのチームに分かれて総当たり戦を1月から3月にかけて行います。松山英樹も出場していることで、日本のスポーツニュースでも取り上げられています。
私が観戦した試合は、タイガー・ウッズ率いるジュピターチームと、リッキー・ファウラーが所属するNYチームでした。
スタジアムスポーツならではの派手な音響、照明の演出による選手の入場から、2時間の試合を通して音楽が流れ続け、歓声も多く聞こえる中でのゴルフというのは新鮮な体験となりました。
北米ではESPN、日本ではU-NEXTでライブ中継していますので、ご興味ある方は是非観てみてください。