2017.12.15

IL VOLO 

少し前になりますが、12月の頭にIL VOLOの初来日公演をカルッツかわさきで鑑賞してきました。

イル・ヴォーロ(IL VOLO)は若き3人のイタリア人男性オペラ歌手、
ジャンルカ・ジノーブレ(Gianluca Ginoble・アブルッツォ出身)、
ピエロ・バローネ(Piero Barone・シチリア出身)、
イニャツィオ・ボスケット(Ignazio Boschetto・ボローニャ出身)によるユニットです。

若き頃から、三大テノールの一人プラシド・ドミンゴと共演するなど、類稀なる実力で、華やかしい実績を積んでおり、世界各地でチケット即完売という大成功を収めています。

今回の日本公演は、来年予定されている日本ツアーの事前プロモーションイベントという位置づけだそうで、Bunkamuraとカルッツかわさきの2公演しか行われませんでしたが、
当然どちらも完売し、多くのファンが詰めかけました。

オペラ歌手のコンサートというと難しく堅いイメージで、知らない方からは敬遠されがちなジャンルですが、このイタリア人トリオにいたっては、終始御茶目なやりとりで会場を笑わせ、和ませ、曲目についても映画音楽等も多用し、非常にわかり易いエンターテイメントとして成り立っています。

世界的にもトップレベルの実力を備えながらも、このように飾らずお高く留まらない姿勢は、
とても好感が持てますし、ファンが多いのも頷けます。

まだ日程・場所が決まってないそうですが、イニャツィオが「来年また会おう!」と言ってくれたことを信じて待ちたいと思います。

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