2017.05.01

はじめてのオーガスタ②

さて、前回のブログの続きをもう少し。

もちろん、名選手たちも生で見ることができました。ジョーダン・スピース、バッバ・ワトソン、アダム・スコット…挙げていけばきりがないですが、なかでも印象的だったのはリッキー・ファウラーとフィル・ミケルソンです。彼らには、特に、パトロンからの歓声や、「リッキー!」「フィル!」といった声援が浴びせられていたように感じられました。ミケルソンは、たびたびその声に手を挙げて応じており、その人気の高さが伺えます。初日は、ファウラーがアドレスに入るたびに強く風が吹いていたのは、私の思い違いでしょうか(笑)。
名だたる選手たちのティーショットは圧巻で、空気の壁を一枚ずつ破っていくような鋭い音が印象的でした。

写真③

また、テレビでも分かるパトロンのどよめきや歓声が、なかなか私が付いている組で起こらなかったのは寂しい気がしました。いつでも隣のホールからは、ドッと歓声が……。しかし一度だけ、私を取り巻く群衆で大きな歓声が上がりました!それはグリーン上ではなく、場内の売店の列に並んでいる時。というのも、最終日の日曜日、オーガスタ内の売店では午前中のアルコール販売が禁止されていて、これはジョージア州の法律(日曜の午前中はアルコール販売禁止!) に基づくものだそうです。
ちょうど午後に切り替わる12時30分、アルコール解禁のタイミングで列に並んでいた私は、そこでは誰がイーグルを決めたわけでもなく、ドッと大きな歓声に包まれました。

さて、早くも来年を待ち遠しく思っている方も、今はもう少し今年の大会を振り返りながら、オーガスタの情景に思いを馳せていただければ幸いです。

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