2017.01.25

フィリピンにて

日本では寒さの底を迎えていますが、お正月休みを利用して日本から比較的短時間で行ける温暖なリゾート、フィリピンのセブに行ってまいりました。

浜辺

フィリピン、というと最近ではドゥテルテ大統領がその強烈なキャラクターでニュースを賑わせていますが、多くの島で構成される国家を統治するのはさぞかし大変だろうと想像します。

ドゥテルテ大統領が拠点を置くマニラから約570キロ南東に位置するセブは、周囲に世界的にも有名なダイビングスポットが点在し、安価で英語留学ができる事でもポピュラーになりつつあります。
美しい海はもちろん、隣のボホール島には小高い丘が一面に広がる不思議な光景のチョコレート・ヒルズ、世界最小のサル「ターシャ」など観光スポットもあり、大自然を満喫してきました。

チョコレート・ヒルズ

ターシャ

美しい自然とは対照的なエピソードですが、深く印象に残ったのが、不覚にもこれまでで初めて、ニセ札被害に遭った事でした。帰国の際、空港で空港使用税を払おうとしたところ発覚したものでしたが、言われてみれば思い当たるフシが…タクシーの暗がりの中で、支払いの際に自分の持っていた真札と巧妙にすり替えられていたのでした。

金額としては2,500円程度。現地の金銭感覚に慣れつつあった私にとっては悔しい想いでしたが、、授業料と考えればそんなに高くないかもしれません。そういえば、途上国のスーパーマーケットではレジの店員さんが受け取ったお札をニセ札でないか、入念にチェックしている光景も珍しくはありません。

海外旅行も回数を重ねるごとに緊張感が薄れていた自分の身がピリッと引き締まった出来事でした。

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2017.01.21

RIZAP

今年に入ってライザップに通い始めました。
といっても、ダイエットではなくゴルフです。

過去短期間ですが、スクールに通ったり、継続的に練習場で自主練したりしてきましたが、どうもスイングを抜本的に変えないとゴルフを楽しめそうもないと思い、決して安くはない料金のため決断するのに時間を要しましたが、通うことにしました。

ゴルフは楽しいと思います。もし自分がある程度のレベルまで達していれば。そして生涯スポーツとして高齢になっても続けられる数少ないスポーツだと思います。あと死ぬまで何度コースでラウンドできるかわかりませんが、ゆっくり上達していってそのうち楽しめるようになりたい、のではなく、できるものなら次回のラウンドから楽しめるようになって人生の中で楽しいゴルフを1ラウンドでも増やしたいという思いを持っていました。そのため、今回いずれかのスクールに真剣に通い始めようと、体験レッスンに行ったりして比較検討しました。

どのスクールにも良さはありますが、私が一番ライザップゴルフを魅力的に感じた、彼らの背景にある考え方を象徴しているのは、これだと思います。

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そうです、このマウンド(コブ)です。

ゴルフをする方ならわかると思いますが、練習場のような平坦で芝の抵抗がない場面で打つショットなどティーショットぐらいしかなく、あとはあらゆる斜面でどう打つかを求められるスポーツです。そうなると練習の場面でも、様々な状況にどう対応できるかが求められると思いますし、それを習得できるスクールはこれまでどれだけあったのか、疑問があるところです。
そして、プライベートレッスンであること。実際グループレッスンですと、1回のレッスンで教わったことはほんの数分の場合が多いです。
また何より体系的にカリキュラムが考えられていること。ゴルフは1つのボールを打つスポーツですが、クラブによってスイングは変わりますし、ドライバーとパターでは、同じスポーツなのかと思うほど、違う動きが求められます。それらを網羅していることも本質的なスクールだと思います。
教えていただいているコーチの方も、非常にコミュニケーション能力の高い方ですし、スタッフの方々は皆さん気持ちの良いご対応をいただける方ばかりです。

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このような個室で毎回レッスンを受けますが、ただネットがあるだけの施設ですと、自分の球がまっすぐ飛んだのか、どれだけ飛んだのかわかりませんが、シミュレーターがあるとそれがかなり正確にわかります。スイングを撮影し、すぐ再生できるカメラを備えたところも多いですが、正しい形のスイングも重要ですが、それが正しいかどうか飛んでいくボールを見ないとわかりませんよね。

現在まで3回のレッスンが終了しましたが、最初がパター、2回目が20ヤードアプローチ、3回目がショット(7番アイアン)と徐々に長いクラブへと進んでいます。パターですと、パターの形による特徴(それぞれどういうゴルファーに向いているか)やロングパットとショートパットの際の考え方(何に力点を置いて打つか)など知らないことばかりで非常に勉強になっています。

結果にコミットしてくれるライザップさんですから、これが終了する3〜4ヶ月後にはスコア100切りは間違いないと勝手に思ってますが、また続報をお伝えできればと思います。

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2017.01.18

ジョーダン・スピース

昨日、若くしてアメリカのみならず世界のゴルフ界のトップで活躍するジョーダン・スピース選手の来日イベントに参加してきました。
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まだ23歳にして、すでにマスターズと全米オープンという2つのメジャートーナメントを制している選手ですが、とりわけマスターズに関しては、初出場の2014年はいきなりバッバ・ワトソンと優勝争いをし、結果的に2位フィニッシュ、2015年は独走で初のマスターズ制覇、そして2016年は序盤からトップを走り、2連覇かと思いきや、最終日にまさかの失速、と色々ドラマがあり、彼にとっても思い入れの深いトーナメントではないでしょうか。当然我々もどこか親近感を感じてしまいます。

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2014年、オーガスタの現地にいた私は隣で見ていたアメリカ人に「あいつの名前はどう発音するんだ?スピースか?スピエスか?」と聞かれたことを思い出します。そんなこと日本人に聞くなよ、と思いましたが、わずか3年前はそれぐらいアメリカでも認知されていなかった選手が今や世界のトップゴルファーになり、契約するアンダーアーマー社から“スピース・ワン”というシグニチャーモデル(選手の名前が入ったオリジナル製品のこと)シューズが発売されるとは感慨深いものがあります。

今回改めて印象深かったことは彼の話す英語はクリアであること。そしてボキャブラリーが豊富であること。このようなトップレベルで活躍していて、これほど知性を感じるスポーツ選手に出会うことはそう多くありません。
また彼は生まれつきハンディキャップを持つ妹さんを献身的にサポートしており、同じ境遇にある人たちの力になるため基金を設立したりとその人柄もあって、ゴルフファンのみならず、多くの人の尊敬を集めています。

今年のPGAツアーにおいては上位フィニッシュが続いており、「今年は良いスタートがきれている。良いシーズンになると思う。」とイベント中に話していたように、2017年4月のマスターズもきっとギャラリーを沸かしてくれるに違いないと思います。

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