2014.04.17

ゴルフの祭典「マスターズ」

マスターズ最終日を観に行ってまりました。今回、はじめて訪れたオーガスタについて、感想をリポートしたいと思います。20140417_01■オーガスタナショナルGC
出発前、オーガスタのイメージは、「深淵な緑色と鮮やかな花々の色合い」でした。そして、現地の風景は、そのイメージと全く同じように目の前に広げられていまし た。

よく、植物にモーツァルトの音楽を聞かせたりすると、より早く成長する、と言ったりしますが(笑)、もしかして、オーガスタの木々、花々も、整備する人々の手間をかけた愛情が伝わ り、豊かに、色鮮やかに育っているのだろうか!と思ったりしました。笑

ところで、オーガスタで、私が勝手に気に入っているのは、すべてのホールに花の名前がつけられていることです。

たとえば、アーメンコーナーの最終ホール13番ホールには「アザレア」という名前がつけられており、そこには数多くのアザレアが植えられて、グリーン周りを彩っています。

かつてこの地に果樹園があった、ということが理由の一つとして考えられますが、コース一つ一つにどの花の名前を付けるか、熟考しながら設計に取り組まれた歴史を想像すると、大切に、特別に扱われてきたコースなのだな、と感じます。そして、そのセンスが、粋だなぁ、としみじみ感じてしまうのです。20140417_02■パトロン
マスターズ観戦にきたパトロンたちのほとんどは、席取りに勤しみ、選手に帯同して観戦しますが、時たま、ビールを片手に寝転がったり、木陰で本を読みなら観ていたりするパトロンに遭遇します。「なぜ、きちんと試合を観ないの?」と聞いてみたい気もしましたが、それぞれが、自分たちの方法で名手たちを激励し、観戦する。贅沢で朗らかな時が過ぎている場面です。

かつて、ボビー・ジョーンズは、「マスターズ」という大会名をおこがましいと嫌がった、と言われていますが、「マスターズ」は、選手やパトロンにとって、世界最高の競技ゴルフの場である以前に、パトロンのために、選手ができる限り最高のパフォーマンスを提供する、という特色が色濃いのではないかと思います。

オーガスタの景色と、パトロンと、もちろん、名手たちのスーパープレー。これら全てが融合することで、「マスターズ」はゴルフの「祭典」とされているのでしょう!

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2014.04.12

続・マスターズに来ました!

20140412「なんだか今日すごく曇ってるなあ」と思ったらサングラスをかけていただけ!ということに気づいて驚愕することって、よくありますよね(ないかな)。マスターズ2日目もサングラスが手放せない晴天です。お花もだいぶ咲きました。

今日はマスターズの「お・も・て・な・し」について書いていこうと思います。ここマスターズの会場ではスタッフの皆さんはとても親切です。朝は笑顔で「おはよう」と迎えてくれて、何か困っていると必ず助けてくれます。目が合うと「マスターズ楽しんでる?」と話かけてくれたりします。英語がつたなくても一生懸命応えてくれます。グリーンジャケットを着たメンバーもパトロンを出迎えて、「今日も一日楽しんで!」と挨拶してくれます。ここオーガスタGCでは、日本人がアメリカでよく遭遇する「Haa?」に出会うことはありません。※「Haa?」とは。例えばバーガーショップなどで注文する際英語が通じなかったときの店員さんからの返事、それが「ハァ?」です。これは別に「ハァ?何言ってんだこいつ?」ということではなく、「いまなんて言った?もう一回言って」という意味です。しかしこの「ハァ?」に私のガラスのハートはいつも傷ついていました。だって言い方が・・・・。

ホスピタリティに関しては他にも、車いすなどの方のために専用観戦エリアがあるのはもちろん、スタッフが障害をお持ちの方の手伝いを率先してやってくれます。

あとは、とても会場がきれいです。ゴミ箱はいたるところに設置されており、満杯になるとすぐに片づけられます。道端に落ちているゴミもスタッフがすぐに掃除し、お手洗いにも必ず何名か専用のスタッフが在中し、清潔に保っています。テレビで見ていても、美しいゴルフ場だなという印象はありましたが、グリーン以外のところも美しかったです。

さて、試合ではバッバ・ワトソンが7アンダーとスコアを伸ばしましたね。リーダーズボードにバッバ選手の成績が出たときにはパトロンから歓声が上がっていましたよ。ぶっちぎりの成績ですが、明日はムービングサタデー!まだまだ何が起こるか分かりません。

 

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2014.04.11

マスターズに来ました!

20140411みなさん、お久しぶりです。薮野です。ついに今年もマスターズが始まりました!日本ではテレビ(TBS)でのLIVE放送を拡充し、TBS 公式サイトでも注目選手やアーメンコーナーなどのライブ映像配信をしています。皆さんご覧になっていただけていますでしょうか?

薮野は今回、なんとオーガスタに来ています!!ということで現地の様子をリポートしていきたいと思います。雷雨により7日の公式練習が中止になるなど天気が心配されましたが、大会1日目は見事な晴天!日焼けが心配です。ビッグ3のオナラリースタートで2014マスターズがスタート。朝早くから多くのパトロンが集まっています。

ゴルフ場は、グリーンは例年通り美しい緑ですが、各ホールに咲いているお花はまだ7部咲な印象です。これから3日間暖かくなる予報なので、最終日に向けて満開となりより美しい姿を見せてくれるのではないのでしょうか。

現地のパトロンからは、ベテランのトム・ワトソンやフィル・ミケルソン、前年優勝のアダム・スコットや、若手のリッキー・ファウラー、ロリー・マキロイ選手への声援は一際大きく、注目度の高さが伺えました。日本から唯一出場の松山選手も、2011年のローアマ選手ということで地元でも知名度が高く、多くのパトロンから応援されていました。しかし、そんな人気選手たちを抑えて1日目4アンダーで首位にたったのがビル・ハース(もちろん彼も人気はありますが!)。彼の父親もプロゴルファーであり、なんと親子でマスターズに出場。父親のマスターズ最高成績は3位ということで、それを超えて見事優勝なるか!?というところです。しかしそこはまだ1日目。なにが起こるかわかりません。残り3日間、楽しみです!

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