2011.07.15

世界一の宿命?!次々塗り替えられる

広州の観光スポットのひとつに「広州塔」があります。
見どころはなんといっても、自立式電波塔として世界一の高さを誇る600.0m、昨年秋に行われた広州アジア大会に合わせて一般公開が始まり、広州テレビの電波塔としての役割以外にも、展望台や夜のライトアップなど、広州を代表する人気の観光スポットになっています。

20110715_01夜の広州塔

ところが、現在広州塔の高さを抜き、世界一に躍り出たのが、ご存じ「東京スカイツリー」。
東京スカイツリーの高さは「634(ムサシ)」m、2012年5月のグランドオープン前からすでに東京の新名所として注目されていますね。

世界一でないとはいえ、広州塔は中国の第3の都市、広州市のパワーを象徴するような見事な建築物です。また付近を流れる珠江は中国で長江につぐ流域面積をもつ大河で、ライトアップされた夜景が美しい人気のスポットになっています。

ちなみに私が留学等で3年ほど過ごした台湾の「台北101」も世界一のビルということで人気の観光地でしたが、2004年のオープンからわずか3年で、「世界一」から「元」世界一と紹介されています。現時点世界一のビルはドバイの「ブルジュ・ハリーファ」。ただしこれを超えるビルの建設はすでに始まっているらしく、世界一の座に君臨できる期間の短さに「技術の進歩」を想うべきか、世界一の宿命ともいうべきか・・・。
※建築物の高さには、さまざまなカテゴリーがあります。

20110715_02「元世界一」台北101

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