2010.01.14

SurfWatch

20100114我が社では、SurfWatchというWebのフィルターを導入しています。Webフィルターといっても、ポルノ、暴力、差別、ギャンブルなどの有害Webページへのアクセスを制御(閲覧をブロック)するのではなく、各ユーザーが何を閲覧しているかモニターするシステムです。

これがよくできてまして、内容が仕事と関係ないサイトとか特定の言葉に反応するようになっており、検索の言葉のなかでも不適切な使用に使われる恐れがある場合は即時にフラッグが上がるようになっております。もっと凄いのは、例えば「自殺」とかキーワードですぐ反応はするのですが、「自殺予防」には反応しないアルゴリズムを持っています。

では、何故そこまで社員のウェブ閲覧を監視する必要があるのでしょうか? やはり妙なサイトからウイルスに感染する脅威もさることながら、(プライバシーマークを取得する場合には)簡単にデータを社外メールを使って送れないような、情報漏洩防止の仕組みも必要なのです。 企業によっては事務所からネットのアクセスができないようにファイアーウオールを強化したりしていますが、情報検索する頻度が高い我が社の場合、制限すると仕事に支障をきたすことがあるので採用できませんでした。しかし、社員にはSurfWatchでモニターをしているのを伝えたることで、不適切なサイトへのアクセスは少なくなりました。

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