連日の報道で知る被害や被災地の方のことを思うと本当につらいです。皆さんが早く正常な状態に戻ることを心からお祈りしております。

おかげさまで、当社の事務所、社員も無事でした。トラブルといえないかも知れませんが、遠方に帰宅する者が無理をせずに事務所で徹夜をしたぐらいです。

さて、今回の地震ですが、広範囲に被害が及んだこともありますが、意外に通信インフラが使えなくなるのが早かったようです。今回のように災害時には通信業界では「輻輳（ふくそう）」と呼ばれる、通信が集中して繋がりにくくなる症状が起こります。要するに容量を超える前に回線が繋がらなくなる前に「呼（こ）量」をコントロールします。今回も皆さんの携帯や架電の繋がりが悪くなったのは通信システムに支障をきたさないようにしたためです。

インターネット通信は音声通信と違い、パケット通信の性質で輻輳が起こりやすいこともあり、輻輳を回避するシステムが音声通話より進んでいるようで、実際、インターネットでのメールや Twitter などが、今回の地震でも連絡に役に立ったともいわれております。

今回の地震は世界中のメディアでも取り扱われており、ありがたいことに世界中から我々の無事の確認のメールや、 Viber（iPhone間で無料通話）というiPhoneのアプリで地震直後から連絡をいただきました。お互いのことを思いやる気持ちは世界共通だと実感しました。

今日、東京駅に行った際にみどりの窓口に切符の変更や購入される方の長蛇の列を撮影しました。目的地に無事に早く到着されるといいのですが。