アメリカスカップのヨットは水の上を飛んでる！とよく表現されます。確かに、ヨットよりは、飛行機に近いデザインですし、向かい風でも通常のヨットと違い、前に進むほど究極の空力デザインですので、飛行機に近いのかもしれません。

帆の部分もウイング＝飛行機の翼と呼ばれるように、デザインも構造も昔作った模型飛行機でバルサのリブを組んで、表面に絹を張って作った翼と同じようなモノ。　でも材質はカーボンハニカムのリブで高強度ポリマー樹脂を張ってあるので、大きさは全く違いますが、ほぼ同じデザインのハイテク版の飛行機の翼と言えるでしょう。

飛行機大好きな者として、水の上を”飛ぶ”ヨットは見ているだけで楽しいです。

今回のポーツマスの大会のアトラクションでは、このようなスタント飛行のグループがデモンストレーションをしてくれました。海と空で堪能した週末でした。