2019.01.09

Seth Raynor

今週開催されるハワイアンオープンの舞台となるワイアライカントリークラブは1927年に作られた歴史のあるコースです。当時の設計をしたのがレイナーさんですが、現在世界トップ100コースには必ず名前が出て来るほどの有名な設計家です。

日本ではトレント ジョーンズJrさんなどの名前が有名ですが、ゴルフ場の設計はプレーヤーとの対戦と例えるならば、守りの役割。 いかに自分のプレーをさせない、逆にそれを楽しませる演出をする立場ですね。

レイナーさんはゴルファーでは無かったんだそうです。最近はプロゴルファーが自ら設計に参加したりしてますが、違う視点での設計が良かったのかもしれませんね。

レイナーさんのデザインしたコースの多くはこのワイアライと同様にプライベートクラブなので我々はトーナメントの観戦で楽しむしかありませんが、私はワイアライ意外ですと2年前にアメリカスカップで訪問したバーミューダのミッドオーシャンクラブでプレーした事があります。 ワイアライの17番同様にレイナーさんの特徴あるパー3にはかなり手こずった思いがあります。

トーナメントをご覧になる際にはコースの設計家を調べて見ると面白いですよ。 世界で開催されるトーナメントのほとんどは1900年代始めに作られたコースも多く、その当時の設計者たちの工夫を現在のプロが攻略して行く駆け引きを思うと10倍楽しく観戦できます。

これはバーミューダのミッドオーシャンクラブの写真です

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