2021.04.24

Green Jacket

松山選手のマスターズ優勝から2週間になろうとしてますが、松山選手も帰国後の隔離期間を終えて、皆さんも”生”出演の松山選手をご覧になる事があると思います。

その際に、チャンピオンに贈呈されるこのグリーンジャケットを着用しているはず。

このグリーンジャケットの歴史は1937年まで戻りますが、トーナメント期間中にパトロン達がメンバーと分かり、彼らに質問できるようにとのアイデアで着用するように決められましたが、当時は派手なグリーンに違和感を感じるメンバーも多かったそうです。

1949年に初めてチャンピオンに(サム・スニードが最初に手に入れたチャンピオンです)渡されてからクラブを代表するジャケットとして世界に知られるようになりました。

基本的にはメンバーもチャンピオンもこのジャケットはクラブの外には持ち出せませんが、チャンピオンは1年間持ち歩いても良いので、アメリカなどではグリーンジャケットツアーと消されて、各メディアなどの取材や番組の出演の際に着用が許されています。

優勝セレモニーでは前年度のチャンピオンに着せてもらいますが、連勝者はクラブのチェアマンから着せてもらってます。

今回の松山選手の表彰式のジャケットですが、皆さんから”少し大きくない?と聞かれました。クラブではいくつかサイズを用意していて、セレモニーには念のために少し大きめのサイズを用意する決まりだそうです。

実は、私もこのジャケットに袖を通すチャンスがありまして、2015年に同じ松山選手が最終日に最後から2つ前の組でファイナルラウンドに向かう時に、クラブの担当者から同じぐらいだろう??と試着させられた時でした。 クラブハウスに入ると受付があるのですが、その後にある部屋に20着ぐらいのグリーンジャケットが並んでたのは圧巻でしたよ。

セレモニー後に、優勝者は採寸されてピッタリのジャケットが用意される訳です。

しかし、松山選手の2015年のファイナルスコアーは11アンダーでしたから、今年の優勝スコアより良かったんですね!!

 

101

このページのトップへ