2022.01.10

CES 欲しい物編

年末に同じ歳の友人と雑談をしていたら、お互いにオーディオにお金を使っていた過去がある事がわかり、やれタンノイだ、クレルとかで(熊の胆の話では無いです)話が盛り上がりました。

40年前は日本もハイエンドオーディオがブームで、ヤマハのアンプやスピーカー、パナソニックのターンテーブルやら、今ではそんなの作ってたの?と言うぐらい世界的にも有名だった機器が製造販売されていました。 その当時のシステムをアメリカ駐在の為に日本から持ち込み、引っ越し荷物の殆どがHi-Fi(これWiFiの変換ミスではありません、、念のため)機材だったのも良い思い出です。

懐かしい話をしていましたが、当時のスピーカーやアンプ達もまだ健在でして、流石にスピーカーは本体が湿度でマグネット部分がずれてしまったりしてましたが、日本で古いスピーカーの修理専門の方を見つけて、見事修理してもらい蘇り、かつての音色を再現してます。 こういう職人の方がいるのも不思議ですが、、、

そのシステムではターンテーブルやCDなども再生に使ってますが、主流はインターネットのストリーミング音源です。ストリーミングチューナーを購入して、パソコンに繋ぎデジタルからアナログ変換をして昔のアンプに繋ぐ手間がありますが、音源がそのまま聴けたりするサービスもあるので、古いシステムとは言え、出る音はスマホの音源をイアホンで聞くのに慣れていた”耳から鱗!ぐらいの差があります。

こんな話をしてると文字数がいくらあっても足りなくなりますが、本題に戻り、今回のCESでの発表で欲しい!(買えないけど)と思ったのが当時から超ハイエンド、今の車で例えるとブガッティベイロンみたいなアンプを作っていたのがアメリカのマーク・レビンソン。 その名前を知ってる方の多くは某自動車メーカーのカーオーディオのスピーカーに名前として知っているのかも知れませんが、マニアにとっては垂涎のメーカーでした。

今年が創業50周年なんだそうで、その記念に ML-50と言うアンプを発表しました。 元々 MLという形式はマークレビンソンに由来しますが、当時のML-2のスタイルはマニアにとってはその当時のまま。

今回の発表ではセット(モノアンプ二台と付属品)で5万ドルなんだとか!

ただこれだけでは音が出ません、前述のチューナーや、ターンテーブル、それにコントロールアンプなどと同時に肝心のスピーカーも購入するとなるとほぼ、3倍 15万ドルの出費は覚悟しないといけない。。。 それに部屋の環境やらも考えると住宅事情もありますし、、、 

しかし、、、マニアの方は多いようで、100セット販売予定数、完売なんだそうです。残念でした。

mark-levinson-ml-50-monoaural-amplifier-front-left

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