2022.02.28

ウクライナの空

昨日の日記に対して頂いたコメントの中で、今のウクライナの領空の状況はどうなの?と質問をいただき、さっそくFlight Awareのサイトでキエフ空港(UKKJ)の様子を見てみました。 

当然ながら離着陸も無いですが、ウクライナ全域を見てみるとこのようにポッカリと穴が空いたように上空を飛行する航空機はありません。 

EU各国もイギリスに続き、ロシア航空機のヨーロッパ上空の飛行を停止する措置に対して、シベリア上空のフライトができなくなりました。

日本政府も金融面での制裁だけでなく、アエロフロート機の日本領空でのフライトを諸外国同様に禁止するとなると、日系の航空会社にも報復処置として同様な制限の可能性もあります。

シベリア上空だけだと思ってましたら、ニューヨークなどへの直行便もロシア上空を飛行しますので、これらも場合によってはアウトになりますが、使われる航続距離の問題などで、どこかに一旦燃料補給などをするようになるかも知れませんね。

やっとコロナでの渡航規制などが収まって来ている中で、今後日欧間の移動がさらに難しくなる予感。 本当に平和ボケって言葉もありますが、遠いウクライナでの抗争と考えていると、原油価格だけでなく、いろんな事への影響を毎日実感しております。

これが先程のウクライナ周辺のフライトの様子です。

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