今回のマスターズに向けて、オーガスタナショナルのコース変更がありましたのでご紹介します。

去年優勝した松山選手が３日目、豪雨によるサスペンデッドになる直前にこの　１１番ホールのティーショットを右に曲げてしまい、林のようだった場所に入ってしまったのを覚えていらっしゃる方も多いかと思いますが、　その地域の木を３本だけ残して、撤去してしまい、見通しが良くなりました。

以前タイガーのような飛ばし屋がこの１１番でロングドライブをして簡単に２オンするようになり、その影響でフェアウエイを狭くして、左にある池のプレッシャーも使う事や、ティーグラウンドを後に伸ばして５０７ヤードのパー４！と改造されましたが、今回は林の木を少なくするのと同時にティーグラウンドの位置を少し左手前に移動し低い場所にする事で、ティーグラウンドからは全く見え方が違うようになりました。

この写真が林のあった部分ですが、ご覧のようにパトロンたちが歩けるエリアの左に３本の木が残るのみとなっています。

この木まで４００ヤードはありますので、かなりの距離を出さないと２打目は難しい状況には変わりません。

コースの設計と選手の攻防戦ですが、オーガスタは意外な改造でファンを楽しませてくれますね。