2022.05.31

欧州レストラン事情

欧州では、コロナ禍で実施されていたレストランでの飲食に関する規制は全て解除され、通常営業に戻っていますが、残念ながら全てのお店がコロナ前のように営業再開している訳では無いようです。

政府からの支援もありましたが、やはり廃業に追い込まれたお店やパブなども少なくありませんし、現在の一番の問題点は解雇したり帰休させた従業員が戻っておらず、以前のような営業ができない問題が起きています。

コロナで仕事を失ったシェフやスタッフは他の仕事に転職したりしてしまったのが人手不足の1番の要因のようで、新たにスタッフを雇用してもトレーニングに時間がかかったりしていて、営業時間を昼のランチだけに制限して再開しているお店も多く見られます。

欧州の夏は、海外からの観光客、特にアメリカからのビジターが増える時期だけに、対応に追われているお店も多いようで、家族総動員で対応している方もいます。

アイルランドのBantryにあるFish Kitchenは、魚の卸しが本業で、新鮮な魚介類が出されるこの地域で一番ポピュラーな魚料理のお店ですが、ここもお昼だけの営業で、家族総出での対応で営業されてました。

オーナーシェフですので味も変わらず、美味しい食事をいただきましたが、早く通常営業に戻れるように応援したいと思います。

新鮮な牡蠣、美味しかったです


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