2022.06.10

NY州運転免許証

日本で運転免許証を取得する場合には自動車学校に通うのが一般的ですが、アメリカでは、家族に運転をスーパーの駐車場などで教えてもらい、一般道路で連取をした上でテストを受けるのが殆どのケースです。

最近ニューヨークで免許証を取得した方から話を聞いたのですが、まずネットで安全講習を受けて、テストを受けて仮免をもらうそうですが、私が取得した頃は自分でテキストを読んで簡単なペーパーテストを受けましたが、コロナ禍で大きく変わったようですね。

知り合いは既にイギリスで運転経験があるので、新たにレッスンを受ける事もなく、一応右側通行に慣れる為に、インストラクターのレッスンを1日受けたんだそうです。

実地の運転テストは流石にネットではできませんので、インストラクターの車で試験場に行き、助手席に乗る試験官の言われるように、試験場の周りを走り、並列駐車などを実際にテストされます。

話を聞く限り、テストも10分間ほどで、本当に基本の運転技術と安全運転のスキルをチェックされるようですが、路肩に車輪が当たるとその場でアウトらしいので、その程度のスキルのようです。

そんな中で、今を反映しているのでしょうか、テストの結果は私が受けた頃はその場で、合否を教えてくれましたが、今はネットでログイン用のパスワードの入ったカードを試験官から受け取り、試験場から試験官が離れた午後6時以降に確認するシステムになっているそうです。

その場での合否通達は、落ちた受験者から試験官が暴力を受けたり、帰宅する試験官を自宅まで尾行し、家族に嫌がらせをするなどの被害が続いたようで、このようなシステムに変更したんだそうです。

10分ほどのテストで落ちてすぐキレるタイプの人には運転させたくない思いもありますが、アメリカの運転免許事情がよくわかる情報でした。

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