2022.07.17

電気自動車での移動

全英オープン、最終日まで滞在せずに昨日エジンバラからロンドンに戻りました。

片道600キロのドライブですから、燃料も給油しないと戻れない距離ですが、最近の発表では現在イギリス国内で新車登録される車の6台のうち1台はバッテリー駆動の純粋な電気自動車だそうです。ただ電気自動車の場合には走行距離は現在の最新型でも内燃機関のエンジン車にはまだまだ及びませんし、充電の時間もガソリンに比べて高速充電でも3〜40分はかかりますので、今回のような長距離移動には不向きです。

今回、ガソリン給油にストップしたサービスエリアの奥で見つけたのがこの充電施設です。 テスラ用の高速充電器が4台分、一般の高速タイプが2スペース用意されていて、そのうちの2台分のスペースで充電されていました。

おそらく、自宅をフル充電で出発した方が、ここらでトップアップ充電して残りの目的地までのドライブをされると思いますが、実際にガソリン車で6時間の走行時間が、充電時間にプラス1時間されるのはどうでしょうね。 

電気自動車の経済性や環境に対するメリットは十分理解できますが、今後の駆動用の蓄電+充電技術の大きな向上が無いと、長距離移動のために内燃機関の車が必要ですので今後電気+ガソリン車の2台体制の家庭が増えるかも知れませんね。 

このような充電器のネットワークもまだまだ十分ではありませんし、実際問題としてこれ以上の電気自動車に対する電力供給能力もぎりぎりですし、、インフラ整備が急がれます。 ただでさえ電力状況がギリギリの日本では、ちょっと電動化は騒がれている割には難しい状況が続くと思われます。いずれにせよ、東京で自宅のガレージに充電施設が作れる方は電力供給の問題は別としてもほぼ90%の移動は大丈夫のはずです。

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