2022.11.11

11・11

今日は11月11日ですが、英国ではRemembrance Dayと呼ばれ、第一次大戦の終了日に合わせて、大戦での戦没者を思う式典が主にコモンウェルスと呼ばれる英連合の国で行われる日です。

第一次大戦が終了した”at the 11th hour on the 11th day of the 11th Month” 1918とあるように、11の並ぶ時間に合わせて黙祷が行われたりしますし、ロンドン中心地では王室が参加するパレードも行われます。

10月後半からは、イギリス国民の間では赤いポピーの飾りを身につける習慣があり、元軍人の方やその関係者が寄付を集めている様子は日本の年末に見かける赤い羽募金と良く似ています。

ポピーの由来は、戦争が終わった時に戦場に沢山のポピーが咲いていた、、との言い伝えから始まっていて、失われた命=ポピーの花のイメージなんだそうです。

この11・11の数字の並びですが、海外では偶然の一致の数字と例えたり、縁起の良い数字と考える方も多いようです。 日本でも11月11日11時11分に婚姻届を出される方も多いようですが、年に一回は訪れるタイミングをエンジェルナンバーとして考える方も多いようです。

今年はウクライナ情勢など、沢山の命が失われる中でのRemembrance Dayとなりますし、先日国王になったチャールズ国王の最初のエベント参加となりますね。

このページのトップへ