2022.11.13

非日常のライフスタイル

今日、天気も良くて先日コンフィギュレーターを使って見積もりを取っていたバイク, BMW R18 B の試乗をして来ました。

1802ccのツインシリンダーのエンジンの運搬機のようなバイクですが、”Made in Belrin”と明記された工芸品のようなオーラが感じられるモノでした。

車重は400キロで、ボティービルダーがダイエットに失敗してリバウンドした感じですが、動き出したら相撲の力士??すばしこいデブ??の動きでまず物理の法則に沿った概念が吹っ飛びました。さすが2つの900cc シリンダーが爆発で作られる158Nmのトルクが動かしてくれます。

とは言え、400キロの慣性重量ですから取り回しはちょっとコツよりは筋力勝負。購入する前にはレッグプレスで100キロ出来る様にトレーニングしておかないといけませんね。ただ、セルモーターを使ったバックギアがついてますが(900ポンドのオプションです)、、慣れないとサイドスタンドから起こせないほどの重さです。。コツはハンドルバーを右にいっぱいに切ってエィっとやると簡単に引き起こせますョ。

この半導体不足の環境下ですが、搭載されている電気関係部品はおそらくBMWの自動車部品の倉庫にあったパーツを寄せ集めて搭載したような感じで、前の車のスピードに合わせて走行する事のできるクルーズコントロールや、ステレオまで完備していて、当然スマホと連動してナビも最新情報が大型スクリーンに表示されるのは、テスラのそれによく似ています。アナログな1800ccのエンジンとハイテクのギャップも日常的ではありません。

オートバイは趣味の乗り物とはいえ、チョイ乗りで近所に行ったりする事もできるはずですが、400キロの巨体ですから走らせる前にはかなりの覚悟が必要なのも非日常的。

とはいえ、英国ではかなりの人気なんだそうで、整備を受けていたオーナーの方に聞くと、その非日常的なところが楽しいんだとか、、

そして、自宅のガレージで”a Cup of Tea” を片手に(英国ですね)音楽をかけてあれこれ遊ぶんだとか、、その気持ちは良くわかります。

日本でも人気車種なようですが、実際にどのような方が購入されているのか?意外なヒット商品なのかもしれませんが、まず普通のバイク置き場だと半分はみ出します!

大型ヨットと同じように呼ばれるこのクルーザータイプのBMW。非日常の世界観を楽しむ道具として唯一無二の商品ですね。

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