2023.03.13

BBC

英国BBCの週末のスポーツ番組で好評なのが、Match of the Dayと言う週末に開催されたプレミアリーグのハイライト番組。

このメインキャスターを務めているのが日本のグランパスでもプレーをしていた元イングランド代表のゲリー・レニカー氏です。 彼の解説には定評もあり、マスターズにも当時中継していた取材スタッフとして来ていましたが、さすがにアメリカ人の中では知らない人も多く、「レニカーさん」と呼びかけて挨拶したらびっくりされました。

そのレニカー氏ですが、イギリスの難民への対応に対してのコメントを自らのSNSに投稿、その内容がナチスドイツの政策と同じだとの事をBBC側から契約違反と指摘され、この週末の番組から降板させられました。

通常ですと、キャスターが病気などで休んだ場合などは代役が出て番組が実施されますが、今回はキャスターたちがレニカー氏と歩調を合わせて、全員ボイコット。。番組は放送されましたが、解説者不在の中で、淡々と試合の再放送が行われていました。

BBC側は規定違反だとしながらも、打開案を模索しているようですが、丁度日本でも放送法解釈についての問題が出ている中ですが、イギリス国内ではBBCの今後に対しても疑問が出ているような大問題にエスカレートしています。

SNSなど、規制の受けないメディアもある中で、中立であるべき報道や放送局の方針をよりクリアにする必要を再認識しました。

日本の放送局の”解釈”に関しては個人的には考えはありますが、今に始まったことではありませんが、公共の電波を使う訳ですから、利用者が納得する事ができる政策を考えてほしいですね。

解説無しのハイライト番組を見ながら考えてしまいました。

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