2012.06.15

ニューヨーク、ラーメン事情

20120615_01ちょっと前まで、ラーメン屋と言えば駐在員や旅行者が日本の味を求めて行く所でしたが、最近マンハッタンでラーメン屋が話題です。

アメリカの若者の間では、格安食材であるインスタントラーメンを学生時代に食べていた連中が多く、卒業後も愛用しているそうです。 そういう環境の中、流行に敏感なマンハッタンには日本人経営のラーメン屋とは違い現地の方の経営するラーメン屋が話題になってます。 この”Momofuku Noodle Bar”と言うお店も日本で修行をしたアメリカ人の方が始めた“ラーメン屋”です。20120615_02写真でみる限り、当社の近くのシャレたラーメン屋と同じですが良く見るとナルト巻きとかスープの量が微妙に日本と違ったりしていたり、炒めたタマネギが乗っていたりとか、上に少し写ってますがあまり見かけないサラダ風?のラーメンも出されています。メニューの説明には、調味料はハラペーニョが入っているとか、ココナッツミルク、ローストポークショルダー(チャーシューですね)が含まれているなどの説明があるのも初めて訪れる客への配慮を感じます。

カウンターの中で麺を湯キリしたり、盛りつけしているのは勿論現地のアメリカの方ですので不思議な雰囲気なんですが、肝心のお味は日本で良く話題になっているようなグルメ系のラーメンでした。 スープもちゃんとダシを取った本物でした。 やはりニューヨーカー達の舌が肥えている証拠ですね。 このレストランでは予約しないと食べられないフライドチキンとか、日本の“限定メニュー”のような演出もしたりして日本の食文化が面白く解釈されてるようです。

カウンターと大きなテーブルを囲むようなレイアウトでしたが周りで食べている客も私以外は全て現地の方のようで、デート?に来ているような若いカップルもいました。

寿司が “SUSHI”とアメリカの社会に浸透したように、このRamen Noodleもブレークの予感がします。 マンハッタンにお出かけの際にはぜひ行かれてはどうでしょうか。おススメです。

Momofuku Noodle Bar 171 1st Avenue New York, NY 10003

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