2011.01.25

寿司と柔道

20110125柔道がJUDOになったと柔道の偉い先生が言われていました。

東京オリンピック(1964年)でオリンピックの正式種目になって以来、今では“JUDO”は、世界でサッカー、バスケットボールに次いで三番目に競技人口の多いスポーツといわれております。

東京オリンピックの柔道無差別級でアントン・ヘーシング(オランダ)が、金メダルが決定した後喜びのあまり畳の上に上がろうとするコーチ陣を手で制した行為や、相手(神永昭夫選手)に対する思いは海外の柔道家の間でも本当の柔道家のあるべき姿として語り継がれていたり、柔道が話題にされると日本人としては嬉しい限りです。

しかし、これをいうと怒られそうですが、私は日本の寿司が“SUSHI”となり最近世界で認められる食べ物になった方が興味があります。写真はダラスで宿泊したホテルのワインバーでの光景。ワインに寿司? どちらのファンの方にも認められない組み合わせですが、しかしこれが“寿司”と“SUSHI”の違いです。

ウエイトレスも“握り”をNiiGariと南部の英語ナマリで呼び、日本の“回転ずし”でも絶対見られないナンチャラ巻きが作られ、、客は醤油とWasabi(ですが、日本の“サビ”とは違う緑色をした物体)を醤油60%ワサビを40%に混ぜた緑色の不思議なソースにどっぷり浸して“SuShi Mi”を食べている様子は圧巻です。

この緑色の液体、kikkoman(キッコーマン)なら商品化できると思います。mizkan(ミツカン)が海外で発売しているSUSHI VINEGER (すし酢)と混ぜればワサビ風味のサラダドレッシングになりますし、、、

今日は、写真のメキシコ人が握るスパイシー・ツナ・ロール(鉄火巻にメキシコ料理のサルサと唐辛子で味付けして、ゴマとキュウリが入っている巻もの)とフィラデルフィア・ロール(カリフォルニア・ロール=アボカド、カニ風味カマボコ、キュウリ、ゴマにフィラデルフィア・クリームチーズが入っている巻きもの)をいただきながら、カリフォルニアのピノ・ノワールを呑みました。“SUSHI” 大発見です!

日本でも、銀座 久兵衛などの“寿司”と同様に、“回転ずし”に次いで今度はSUSHIが流行るかもしれませんね。

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