2013.04.26

Rolex“SKY DWELLER”

20130426良く、「時差ボケが大変ですね」と言われます。 いや「天然ボケです」とオヤジギャグ的な返事をして失笑を誘っています。

私にとって時差管理で一番大事なのは、基準とするホームタイムを常に管理する事です。 日本で仕事をしている際には海外の時間が瞬時に分かるようにGMTタイプの時計を愛用しておりますが、海外を飛び回る時にはこの“スカイ・ドゥウェラー”の本領発揮。ロレックスの商品名ではダイバー用の防水タイプには“SEA DWELLER” などと、DWELLER=生活者、住人と言う名称を使います。 この“SKY DWELLER” を直訳すると「空の生活者」でしょうが、時差をまたいで移動する人向け、、って事ですね。

今回の出張でスイスのバーゼルで行なわれる時計と宝石の見本市に行くのですが、そのバーゼル・フェアで去年ロレックスが発表したのがこの時計でした。

時計のカタログでお決まりの10時10分表示で撮影しましたが、「12」の位置にあるロレックスの王冠マークの下にある赤で囲まれた白い▽印の下のダイアルがホームタイム表示で私の場合は日本時間を設定しています。 通常の10時10分表示の針はローカルタイムで、時間も分数表示の針とは別に時間針のみ変更できる機能が付いています。

このモデルでは「3」の位置にある日付だけでなく、「4」の外側に月を示す白いマーカー表示がありますが、月の表示も自動的に行なわれます。当然ながら4月や6月など30日までしか無い月も機械的に調整できる機能も採用されています。 GPSや電波時計付きのデジタル系の時計ですと当たり前の機能かもしれませんが、ゼンマイの力で動く機械時計としてこれまで出来る技術はすごいですね。先日の反転スクリューと同じように、どうなっているのか? さすがにバラしてみる訳には行きませんが興味あります。

日本時間午後6時、当地は4月25日午前10時ですと日本との時差はマイナス8時間。 イギリスの夏時間です。 これから向かうスイスとは1時間の時差ですので、機内で調整して心の準備をする訳です。

このページのトップへ