2010.02.02

Wi-Fi(ワイファイ)

20100202先日乗ったデルタ航空機内にあったサインです。アメリカの航空各社は機内インターネット接続対応機を運航しており、デルタ航空も主要国内線で機内Wi-Fiサービスを提供しています。キャンペーン中とかで利用料金は1ヶ月39ドル。頻繁に飛行機を利用される方にはいいかもしれませんが、2時間弱のフライト1回のために39ドルはちょっと高いですよね。

現在、サービスは終了していますが、日本航空などの国際線機内でも無線LANが利用できた時期がありました。確かボーイング社が通信衛星を利用したサービス(Connexion by Boeing )で、使い放題プランで29ドルだったと記憶しております。長くてヒマなフライトの途中でメールとかするのに結構重宝しましたが、残念です。

今、インターネット接続はほとんどのホテルの部屋にありますし、空港など公共空間には必ずアクセスポイントが用意されております。セキュリティーには若干疑問があるものの、移動中に連絡がとれるのはありがたいですね。

この無線LANとか高速インターネットアクセスですが、ここまで普及したのはこの数年です。ちょっと前まではダイアルアップ回線を使って、“ピ~ヒョロ~ロ~~”って接続を確認して28.8Kbpsぐらいの通信速度で、移動先のAOLアクセスポイントでメールを確認していた時期があります。

最近のパソコンはモデムが搭載されていない機種も結構目にするようになりましたが、当時はインターネット接続はモデム(電話線)を通しての低速通信。モデムから電話回線に繋ぐプラグも各国バラバラで、数種類持ち歩いていたのが懐かしいです。ホテルによってはそれも対応できずに、ドライバーで壁の取り付け金具を開けて、ワニ口クリップで直接繋いだりしたこともありました。

高速インターネット回線はアメリカではほとんどの大都市にあるんですが、それでも普及率は世界17位という発表がありました。世界一はお隣の韓国だそうです。やはりインフラ整備はアメリカのように広い土地は難しいのでしょうね。

現在、テレビ放送に使われている周波数が今後のデジタル化によって使えるようになるそうです。そのインフラを使ってのデータ通信のプランがあるそうですが、実施されると一層便利になりますね。

■Wi-Fi:無線LANの通信規格であるIEEE 802.11シリーズ(IEEE 802.11a/IEEE 802.11b)の消費者への認知を深めるため、業界団体が名づけたブランド名。

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