2010.02.16

今年のF1シーズンは、、

20100216トヨタの撤退とかで寂しくなったF1も今年は新チームの参戦やミハエル・シューマッハ(Mercedes GP)の復帰などで話題は豊富です。先日も新しいルールが発表になり、10位までの入賞者に与えられるチャンピオンシップのポイントが変更になりました。

レース中の燃料補給ができなくなるとか、大きなルールの変更もそうですが、今年は各チームにも予算を見直すように練習の回数を制限する方向も決められております。例えば去年優勝したブラウングランプリ(Brawn GP)はホンダが一昨年までやっていたチーム。08年のシーズンは結果だけを見ると散々だったんですが、実は08年の間、09年にかけてマシンの開発をしていたそうです。そのために風洞実験の施設に投資したり、結果だけを見るとホンダがお金を使って09年の準備をしてあげたようなものです。勝つマシンを作るためには巨大な資金が必要だったわけですが、今年からは弱小チームにも優しいレギュレーションに変更されたわけです。

さて、弱小チームといえば今年は新しいチームがF1のグリッドに参加します。私が注目しているのは、イギリスの多国籍企業であるヴァージングループ(Virgin Group)がスポンサーになっているヴァージンレーシング(Virgin Racing)。興味深いのは、このチームは、今まで常識であった“コストがかさむ”風洞実験を一切行わずコンピューター上での解析だけでマシン「VR-01」を作り込んだだけではなく、ドライバーもシミュレーターを使ってテストをするとか。まるで今の航空業界のようです。

あるチームの関係者が去年言ってましたが、風洞実験はまるでボーイングとかエアバス並みだとか。面白い比較だと思いますが、現在のトップチームは一流の流体力学者を雇って研究しています。トップチームは風洞実験は絶対必要だと考えているようですし、ヴァージンレーシングのマシンも最初のテストで部品が壊れて落ちるようなアクシデントがあったそうです。

ヴァージンやロータス(Lotus Racing/ロータスF1チーム)など弱小チームも最新のコンピューターの技術を駆使して、トップチームにチャレンジして今年のレースを盛り上げて欲しいですね。

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