2014.06.24

ワールドカップ

20140624旬の話題と言えばサッカーのワールドカップですね。

今回の大会は今までと様子が違い、前回優勝のスペインや強豪のイングランドが早々とグループリーグ敗退が決まったり、ほかのチームも思わぬ番狂わせがあったりして、話題が豊富です。

世界中で何ヶ国ナショナルチームがあるのか分かりませんが、その世界から選ばれた32チームですからワールドカップに出場できるだけでも大したもんだと思うのですが、どうも我が国のメディアは日本チーム(ザック・ジャパン? サムライ・ブルー?)は当然の事のようにグループ戦をクリアーして8強!いや、4強まで進む勢い!と報道していましたが、悪い事は報道管制でもしているかのように聞こえて来ませんでした。

明日の最終戦、強豪コロンビアに勝っておまけにほかにも条件がある中でも、「チャンスがあり、コロンビアに勝つには、、、」とか言う始末です。

当然イングランドやスペインのように、勝負の世界ですから可能性はゼロでは無い訳ですので応援しないといけないですが、今回のサッカーの報道で日本の本当の実力を正しく評価していた方は残念ながらいないようです。

ワールドカップは放映権だけでも桁違いのビッグマネーが動く訳ですので、ネガティブな事はテレビ局初めステークホルダにとってはタブーとされていて、報道規制と思われるような記事ばかりのはずですね。 某局のトップは前回のギリシャ戦の前に第3戦が消化試合になるような事は避けて欲しい!との発言があり、ネットでも話題になっていましたが、本音の話しですね。

サッカー強豪国のイングランドでは、多くのメディアがワールドカップ開催前からイングランドがおかれている“死のグループ”での活躍は悲観的に見ており、雑誌の表紙ではブラジルに到着したイングランドのチャーター機の写真のキャプションで機長の声として“エンジン切らなくても(負けてすぐ帰国するから)いいね” と言うブラックユーモアのコメントが掲載される程です。 イングランドのサポーターもそこらは理解していて、勝ち進んだらラッキー!!ビールがもっと飲める!!と言うインタビューがBBCで流れていた程です。 対戦相手のレベルを十分理解しているからだと思います。

明日の試合、楽しみですが、勝っても負けてもどのようなメディアの対応になるか?? 興味深い所です。

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