全英オープン

英国では全英オープンゴルフは過去60年間にわたって公共放送のBBCが中継をしてきていました。 ゴルフ中継が始まった60年代から日本でも中継を始めた70年代後半もBBCがライツを持って中継をしてきましたが、今日びっくりするニュースレターをR&Aのチーフエグゼクティブのドーソン氏から受け取りました。 内容は、2017年から生中継はペイテレビのスカイに移行して、BBCはハイライト放送をすると言う事でした。 BBCはNHK同様に視聴料で運営していて、コマーシャルは挿入されませんでしたが、全ての家庭で見る事ができていました。 スカイは基本的には別途の契約が必要となり、視聴者の数が限られます。 しかしコマーシャルの入っている放送もやっていて、全英オープンはその形態で見る事もできるようです。 BBCはF1の独占放送を最近スカイに奪われてしまい、全てのレースを見る事は出来なくなっています。F1のオーガナイザーからの版権料のアップに付いて行けなかった事が手放す理由のようですが、その結果イギリス人のF1離れは進んでしまった事も事実です。 放映権収入はメジャーエベントの開催者にとっては一番大事ですが、視聴者の数が少なくなると、アスリートや各チームのスポンサー離れが起こる可能性もあります。 面白い事に、先日アメリカNFLの王者決定戦、スーパーボウルはNBCがインターネットでも中継して世界中で視聴できるようにしていました。 制限をせずに多くの人に見てもらい、その中でコマーシャルも見てもらう、、 逆転の発想かもしれませんが、アメフトのファンを増やす事にも繋がったと思います。

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ロンドンの公衆電話と言えば、

先日のテレビ番組で、東京の銀座に残っている公衆電話は50台とのレポートがありました。 携帯電話の普及で公衆電話機の必要がなくなっているのは確かです。 しかし、非常時には停電をしても公衆電話は作動します。 前回の東日本大震災の時には携帯が全滅で、公衆電話に長蛇の列ができたのを覚えています。 イギリスの公衆電話といえば、赤い電話ボックスがポピュラーですが、当地も日本と同じように公衆電話が撤去されてしまったり、少なくなっているのは事実です。 本来はイギリスの電話会社のBTがこれらの電話ボックスの設置と整備をしているのですが、最近になって他の企業も電話ボックスのサービスを始めています。 このようにあの赤では無いのですが、ボックスそのものは昔といっしょ。 屋根の王冠が目印ですが、この筋のマニアはこういう特徴を見るだけで何年に製作されたどのモデル、、、と一瞬にして答える人もいます。まさにオタクの世界そのものです。 このボックスの表示に書いているように、最近は公衆電話だけでなく、WiFiのアクセスポイントとして設置されている場合もあります。 中に入ってメールのチェックをしたり、スマホのアプリを利用してデータ通信をしたりする人が多く見られました。 無くなる運命かと思われていた電話ボックス、こういう活用法があるんですね。

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ありがとう! ヴァージン

英国の航空会社のヴァージンアトランティックの最後の東京便が1日に成田から東京に向けて運行されました。 25年以上の間この路線で運行されていて、私もフリークエントユーザーの一人として、無くなってしまうのは残念です。 航空会社のビジネスは素人が考るほど簡単では無く、収益を上げる上でのコストや機材の運用など色んな要素が関連しています。 日本路線はリーマンショックの時でもそれなりの売り上げを確保していただけでなく、集客率も他の路線より良かったと聞いています。ヴァージン航空の大株主の影響もあって、英米間のフライトを重点にするようで、機材も燃費の良い双発のジェットに移行する必要もあり、現在使っている燃費の悪い長距離路線用のエンジン4基の大型機がフェードアウトして行くのだそうです。 日本路線などに使われる予定だったボーイングの787も初期のトラブルなどがあり、デリバリーが大きく遅れてしまった事も要因の一つだったようです。 いずれにせよ、去年の撤退が決定した後から原油価格が安くなって来たり、日本円が安くヨーロッパからの観光客が増えている中での撤退の決定。 経営陣には応援の意味も含め“こら〜ぁ”と言いたいですね。 多くのエアラインの中でもスタッフや関係者の方が非常にフレンドリーで、大好きな航空会社でした。  長い間ありがとうございました! この写真は最終便がゲートからプッシュアウトされる前に25年前から働いている乗務員のドナンさんがイギリスの国旗、ユニオンジャックを振っている画像です。

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とまれ

何気なく毎日見ている道路標示ですが、今朝その作業をする現場に出くわしました。 トラックの荷台には標示として使われる白の素材とそのテンプレートとして使う金属製の型が載ってました。 先日大阪で道路標示にアート作品と称してステッカーを貼って、逮捕された事件の報道がありました。 個人的には落書きと同じように、公共の場でのパフォーマンスは法を守る必要はあると思います。デザイン的には面白いので、お店でアート作品として販売するとか、Tシャツのデザインで発売されれば購入するでしょうね。 しかしこういう道路標示もちょっとデザインを考えると、もっと目立つようになるかと思いませんか?

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DMG MORI

カレンダーで来月の予定の確認のため2月のページを見たら、去年のルマンで活躍したポルシェのハイブリッドのレースカーが掲載されていました。 電気モーターでパワーアップされるだけでなく、燃費も良くなる異次元のマシンですね。犬のパグのような顔つきはちょっとレースカーらしく無いような気もしますが、、 各レースチームには大口のスポンサーがついて、車体に大きくロゴが掲出されるのですが、ポルシェチームはDMG MORIと契約をしているようで、背びれのような場所にローマ字で表示されています。 最初はピンとこなかったのですが、日本の森精機さんの事でした。 海外ではDMG MORIと言う名前で販売活動をしているようで、日本の会社なのに気付きませんでした。 確かに、森精機さんの機材を一般の方が購入することも無いので、マスコミでの露出とかは必要無いのかもしれませんし、ポルシェの親会社VWグループにはかなり納品していることでしょうから、お付き合いの意味もあるのかもしれません。 海外では日本のコンピュータ制御の自動工作機(NC機)は人気があり、森精機さんだけでなく、ヤマザキマザックさんなど2強状態のようです。 自動車業界だけで無く、航空宇宙産業で必要とされている日本製のNC機材。日本の技術が世界に認められている証拠ですね。 ポルシェチームの森精機さんと同様にマザックさんはF1のマクラーレンチームのスポンサーをするだけでなく、機材でのサポートをしていますが、自動車レースの裏で日本のメーカーが活躍しているのは嬉しい話です。 話は変わりますが、アップルの品質の高い仕上げは日本の工作機械が作ったプレス加工用の金型が無いと出来ないと言う話しを聞きました。iPhoneなどで、金属部分が“梨地加工”とよばれる少しつや消しになっているようなフィニッシュなどがその例だそうです。 森精機さんのホームページの情報で“高付加価値を目指す巧妙加工”が更新情報として掲載されていました。 匠の技とか言われますが、こういう機材が無いとダメなんですね。

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